栄光式典社は、長崎県長崎市辻町に本社を置く葬儀社です。1982年の創業以来、カトリックとプロテスタントのキリスト教葬祭を中心に、家族葬や福祉葬儀まで全宗教に対応しています。長崎市・諫早市・大村市・西彼杵郡を営業エリアとし、木工事業部ではカトリックの祭壇を自社製作しています。
栄光式典社の概要
栄光式典社は、長崎県長崎市辻町にある葬儀社です。運営しているのは有限会社栄光式典社で、1982年に長崎の浦上で創業しました。教会と信徒からの要望を受けて葬祭業を始めた経緯を持ちます。
事業の出発点は木工所でした。1981年のローマ法王の長崎訪問にあたり、教会からの依頼で法王が使用する祈祷台を製作したことが転機になります。その後は教会からの提案を受けて葬儀社を設立し、現在は葬祭業と木工業の2つの事業を営んでいます。
葬祭の中心はカトリックとプロテスタントのキリスト教葬儀です。家族葬と福祉葬儀は全宗教に対応し、宗教儀式を行わない直葬も扱います。参列者の人数や宗派、地域に応じて、教会の信徒会館や聖堂、自宅、自社の安置所を使い分けられる体制です。
木工事業部が手がけるのは、教会用の祭壇や椅子、朗読台、カトリックの家庭用祭壇である香台です。香台は日々の祈りの場として御像や十字架、故人の写真を安置するもので、葬儀をきっかけに購入する家庭も多くあります。設置場所の寸法に合わせたオーダーメードで、納期は注文から2〜3か月ほどです。自社で製作した香台については、破損や金箔の剥がれの修理、不要になった香台の引き取りにも応じています。
経営理念は「すみずみまで心をこめて、安心と感動を与えるセレモニーを提供する」というものです。葬祭業を心のサービス業ととらえ、家族葬から大規模な葬儀まで、家族の要望に応じた提案を行っています。浦上の地で後世まで愛される企業であることを目標に掲げ、地域との関わりを重視した運営を続けています。
教会オルガニストが相互に助け合うための取り組みとして、栄光オルガンネットを開設している点も特徴です。賛同した教会から提供されたオルガン情報をまとめ、代役として他の教会のオルガンを演奏する場面で役立てられる仕組みになっています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 有限会社栄光式典社 |
| 所在地 | 〒852-8124 長崎県長崎市辻町7-18 |
| 創業 | 1982年 |
| 事業内容 | キリスト教(カトリック・プロテスタント)葬祭業、家族葬・福祉葬儀(全宗教対応)、木工業 |
| 営業エリア | 長崎市、諫早市、大村市、西彼杵郡 |
| 対応葬儀形式 | キリスト教葬祭、家族葬、福祉葬儀、直葬 |
| 対応宗教 | カトリック、プロテスタント(キリスト教葬祭)、家族葬・福祉葬儀・直葬は全宗教対応(仏式含む) |
| 自社施設 | 栄光式典社 安置所(本社併設) |
| 付帯サービス | 教会用祭壇・家庭用祭壇(香台)の製作と修理、香台の引き取り |
栄光式典社の葬儀プラン
栄光式典社は、葬儀に必要な備品をひとまとめにした葬祭セットを用意しています。葬儀は家族にとって急な出来事であり、限られた時間のなかで決めることが多くなります。備品をセットにすることで、家族の心労と負担を軽くする狙いがあります。
木工部で考案・製作した祭壇と備品を使う点が、料金面での特徴になっています。一般的な葬儀費用より低い価格での施行につながっています。
葬祭セットは40万円(税別)から始まり、50万円・60万円・70万円・100万円の区分があります。料金はエリアによって異なる仕組みです。セット60の場合は2間の白木祭壇が用意されます。
家族葬は全宗教に対応し、低料金から設定したセットも選べます。仏式の家族葬用祭壇や家族葬花祭壇にも対応しており、身内と親しい友人だけで送る形や、宗教にとらわれないお別れ会形式にも応じています。家族葬に明確な規定はないため、故人の生前の考えと家族の意向を聞き取ったうえで形式を組み立てる流れです。
福祉葬儀では、生活保護を受給している場合に市から補助が支給されるため、支給額の範囲で葬儀を行うこともできます。身寄りのない人の葬儀にも対応しています。通常の祭壇飾りと宗教儀式を行わず、24時間の安置を経て火葬のみを行う直葬も選べます。福祉葬儀と直葬の費用は相談に応じて決まります。
葬祭セット別料金表
| セット名 | 料金(税別) |
|---|---|
| セット40 | 40万円〜 |
| セット50 | 50万円〜 |
| セット60 | 60万円〜 |
| セット70 | 70万円〜 |
| セット100 | 100万円〜 |
| 福祉葬儀・直葬 | 公開情報なし(相談に応じて決定) |
料金はエリアによって異なるため、上記は目安になります。税込価格と会員価格は公開情報なしです。
葬祭セットに含まれる主な内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 祭壇飾り | 祭壇の設置と飾付け一式、室内幕、祭壇幕、焼香台ほか焼香用具一式 |
| 棺・骨つぼ | 棺(布団・枕付)、納骨用木製十字架(文字書き含む)、骨つぼ(桐箱・カバー・風呂敷・箸) |
| 生花 | 祭壇アレンジ生花、納棺花、屋外飾り花など生花飾り一式 |
| 屋外飾付け | 看板、受付セット、テント、屋外幕一式、案内看板など |
| 消耗品 | ローソク、線香、芳名帳、記録書、喪章など |
| 写真 | 四つ切サイズ1枚、ハガキサイズ2枚 |
| ドライアイス | 10キロ、防菌、消臭剤 |
| 教会の準備 | 告別式大看板、看板前生花、聖堂内飾り、写真前生花、受付セット |
葬祭セットに含まれないもの
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| セット外の項目 | 搬送車、霊柩車、会葬御礼商品、会葬礼状、献花、生花スタンド |
| 要望に応じて準備 | 当日返し商品、喪服(男性礼服・女性洋服・着物)、着物着付け、骨壺ネーム彫刻、マイクロバス・タクシーの手配、通夜仕出し・弁当・葬儀後会食の手配、湯灌、霊名碑 |
栄光式典社のホール・斎場
栄光式典社は、大規模な自社ホールを構える形ではなく、本社に併設した安置所と、教会の施設や自宅を組み合わせて葬儀を行う体制をとっています。カトリックの通夜は教会併設の信徒会館を使う場合と、自宅で行う場合に分かれます。収容人数と駐車場の事情から、近年は信徒会館を使う割合が高くなっています。
信徒会館は教会ごとに飾付けが異なります。栄光式典社は長崎市・諫早市・大村市・西彼杵郡内にあるすべての教会に対応し、それぞれの信徒会館に合わせた飾付けを行っています。屋外の飾付けにも対応します。
カトリックの葬儀式は教会で行われます。聖堂の外飾りと聖堂内飾り、儀式の進行までを一貫して担当する流れです。
自宅での通夜を希望する家族にも対応しています。自宅の広さに合わせた祭壇の設置と外飾りを行うため、住まいの状況に応じた規模で送ることができます。
本社に併設した安置所は、一時的に故人を安置する場として利用できます。小規模の家族葬や福祉葬儀であれば、安置所で儀式を行うことも可能です。収容人数は30名、駐車場は6台分です。
本社と安置所は長崎市北部の辻町にあり、市内の教会や長崎市もみじ谷葬斎場へも車で移動しやすい位置関係になっています。来社しての事前相談にも対応しており、駐車場を利用して車で訪れることができます。
栄光式典社 安置所
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 栄光式典社 安置所 |
| 所在地 | 〒852-8124 長崎県長崎市辻町7-18(本社併設) |
| 収容人数 | 30名 |
| 駐車場 | 6台 |
| 用途 | 故人の一時安置、小規模の家族葬・福祉葬儀の儀式会場 |
| 併設 | 安置所控え室 |
対応するおもな会場
| 種別 | 対応会場と内容 |
|---|---|
| 教会信徒会館 | 長崎市・諫早市・大村市・西彼杵郡内のすべてのカトリック教会に対応し、会館ごとの飾付けと屋外飾付けを実施 |
| 教会聖堂 | 聖堂外飾りと聖堂内飾り、葬儀式の進行に対応 |
| 自宅 | 自宅の広さに合わせた祭壇設置と外飾りに対応 |
| 自社安置所 | 栄光式典社 安置所(長崎市辻町)で小規模の家族葬・福祉葬儀に対応 |
栄光式典社の近隣の火葬場
栄光式典社の本社と安置所がある長崎市辻町から利用しやすい公営火葬場をまとめます。最も近いのは長崎市もみじ谷葬斎場で、車で15分ほどの距離です。営業エリアである諫早市と大村市にも公営の火葬場があり、地域に応じて使い分けられます。
火葬料金は死亡した人の住所によって市内料金と市外料金に分かれます。長崎市もみじ谷葬斎場については、西彼杵郡長与町と時津町に住所がある場合、長崎市内に準じた料金が適用されます。
長崎市もみじ谷葬斎場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 長崎市もみじ谷葬斎場 |
| 所在地 | 〒852-8012 長崎県長崎市淵町26番6号 |
| 運営主体 | 長崎市(公営) |
| 火葬使用料(市内) | 12歳以上7,800円、12歳未満5,200円、死産児・埋葬遺骨2,600円 |
| 火葬使用料(市外) | 12歳以上39,000円、12歳未満26,000円、死産児・埋葬遺骨13,000円 |
| 火葬受入時間 | 9時30分から16時50分まで、10分ごとに受入 |
| 休場日 | 1月1日 |
| 駐車場 | 無料、普通車95台(身障者用2台を含む)、バス4台、マイクロバス2台 |
| 設備 | 待合室での食事が可能、自動販売機あり |
| 栄光式典社からのアクセス | 本社から約4.4km、車で約15分 |
旅立ちの里小ヶ倉斎苑
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 旅立ちの里小ヶ倉斎苑 |
| 所在地 | 長崎県諫早市小ヶ倉町636番地21 |
| 運営主体 | 諫早市(公営) |
| 火葬使用料(市民) | 12歳以上10,000円、12歳未満6,000円、死産児・改葬骨3,000円 |
| 火葬使用料(市民以外) | 12歳以上40,000円、12歳未満24,000円、死産児・改葬骨12,000円 |
| 葬儀場使用料(市民) | 告別式1回20,950円 |
| 設備 | 火葬場に葬儀場・待合室・霊安室を併設 |
| 待合室 | 火葬場の使用許可を受けた場合、1室に限り無料 |
| 栄光式典社からのアクセス | 本社から約25km、車で約30分 |
大村市斎場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 大村市斎場 |
| 所在地 | 〒856-0041 長崎県大村市徳泉川内町535番地17 |
| 運営主体 | 大村市(公営) |
| 火葬使用料(市内) | 12歳以上13,000円、12歳未満8,000円、死産児4,000円 |
| 火葬使用料(市外) | 12歳以上52,000円、12歳未満32,000円、死産児16,000円 |
| 開場時間 | 9時30分から18時まで |
| 休場日 | 1月1日、毎月第1友引日 |
| 手続き | 斎場使用許可(火葬許可)の申請が必要で、受付は大村市の市民課 |
| 栄光式典社からのアクセス | 本社から約29km、車で約31分 |
鹿ノ塔斎場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 鹿ノ塔斎場 |
| 所在地 | 長崎県諫早市高来町黒新田275番地2 |
| 運営主体 | 諫早市(公営) |
| 火葬使用料(市民) | 12歳以上10,000円、12歳未満6,000円、死産児・改葬骨3,000円 |
| 火葬使用料(市民以外) | 12歳以上40,000円、12歳未満24,000円、死産児・改葬骨12,000円 |
| 設備 | 諫早市が設置する2か所の火葬場のうち、高来地区にある施設 |
| 栄光式典社からのアクセス | 本社から約43km、車で約57分 |
栄光式典社の利用方法
栄光式典社は、事前相談から急な葬儀の依頼まで対応しています。キリスト教葬祭を中心に扱う葬儀社のため、教会との日程調整や聖堂の飾付けを含めた一貫した進行を任せられます。
葬儀の会場は、教会の信徒会館、聖堂、自宅、自社の安置所から選べます。火葬は長崎市もみじ谷葬斎場、旅立ちの里小ヶ倉斎苑、大村市斎場、鹿ノ塔斎場といった公営施設を地域に応じて利用する形です。
事前に相談する場合
葬儀の準備は分からないことが多く、不安を抱えたままになりがちです。栄光式典社は、その不安をやわらげるために事前相談を勧めています。電話で連絡できます。
相談の方法は2通りです。来社しての相談に加えて、要望があれば担当者が自宅や指定の場所まで出向いて対応します。
相談できる内容は幅広く、葬儀の流れや費用の目安、葬祭セットの区分と含まれる備品、カトリックとプロテスタントの葬儀の進め方、家族葬や福祉葬儀の考え方などが含まれます。木工事業部が製作するカトリック祭壇や香台、教会の飾付けについても、事前に確認できます。
宗派や参列予定の人数、希望する会場を伝えておくと、当日の段取りが具体的になります。生活保護を受給している場合の福祉葬儀についても、支給額の範囲で行える内容を事前に整理できます。
家族が亡くなってから連絡する場合
家族が亡くなったときは、栄光式典社に電話で連絡できます。病院や自宅からの搬送にも対応しており、一時的な安置は本社併設の安置所を利用できます。
搬送と安置のあとは、会場を決める段階に進みます。教会の信徒会館、聖堂、自宅、自社の安置所のなかから、参列人数と宗派に合った場所を選ぶ流れです。
会場が決まったら、葬祭セットの区分を選び、見積もりの提示を受けて葬儀の日程を確定します。カトリックの葬儀では教会との調整が必要になるため、教会側の予定と火葬場の空き状況を合わせて日程が組まれます。
火葬は、長崎市内であれば長崎市もみじ谷葬斎場、諫早市であれば旅立ちの里小ヶ倉斎苑や鹿ノ塔斎場、大村市であれば大村市斎場を利用します。搬送から通夜、葬儀式、火葬までを一貫して担当するため、家族は手続きの負担を抑えて当日を迎えられます。
栄光式典社(長崎市)のクチコミ
1
カトリックミサ
カトリックの葬式専門の葬儀社で、
ミサや白い霊柩車で聖歌を歌いながらお別れなど、
カトリックの流れが分かっていてとてもスムーズだった
葬儀の流れ
ご逝去、医者の確認、その後すぐ葬儀社・教会へ連絡、親族や知り合いへ連絡、翌日通夜、その翌日葬儀、火葬、3日後納骨式
葬儀社選びのアドバイス
宗派はとても大事だと思います。いざという時に、どのように最後を迎えたいか、家族も交えて終活することが大事だと思いました。
お布施や戒名に関するコメント
カトリックでは、仏教で一般的な「お布施」や「戒名」という制度はありません。 洗礼を受けた際の洗礼名が、亡くなった後もそのまま使われます 次に、お布施についてですが、カトリックでは金額の決まりはなく、あくまで「任意の献金」です。 ミサや葬儀で教会に謝礼をすることはありますが、それも「心からの寄付」という位置づけで、金額を定めたり強制したりすることはしていません。
お墓に関するコメント
家の墓がありますが、いつも通っている教会の安置室を購入しました。そこに安置しようと思います。本家の墓をどうするかは悩んでいます。
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