旭斎場

旭斎場は、横浜市旭区に位置する一日一組限定の貸切型斎場で、家族葬や一日葬など多様な葬儀に対応しています。
宗教や宗派を問わず利用でき、安置施設や親族控室なども整備されており、落ち着いた環境で故人を見送ることができます。
アクセスの利便性も高く、近隣の公営火葬場との連携もしやすい斎場です。

旭斎場の特徴

横浜市旭区にある旭斎場は、周辺環境の静けさと利便性を兼ね備えた貸切型の斎場です。
宗派を問わず利用できる柔軟性と、一日一組のプライベートな空間が魅力です。
ここでは施設の構成や設備、アクセス方法までを詳しく解説します。

旭斎場の基本情報

旭斎場は神奈川県横浜市旭区下川井町に位置する葬儀専用ホールです。
鉄筋コンクリート造の3階建てで、1階部分に式場を設けています。

住所
横浜市旭区下川井町1556-7 1F

対応地域
横浜市旭区を中心に、市内全域や周辺エリアからの利用も可能です。

アクセス

• 相鉄線「三ツ境駅」からバスで約10分
  →116系統（地区公園経由）乗車、程ヶ谷カントリークラブ前下車後、徒歩2分

• 三ツ境駅からタクシーの場合は約5分（約3km）

• 車の場合は「横浜町田IC」または「上川井IC」から国道16号線を利用

周囲は自然に囲まれており、静かで落ち着いた環境にあります。
程ヶ谷カントリー倶楽部に近く、喧騒を離れた穏やかな空間でお見送りができます。

斎場の建物・施設の特徴

旭斎場は3階建てで、1階に式場、3階に事務所を備えています。
家族葬から一般葬まで幅広く対応できる設計で、宗教宗派を問わずに利用可能です。

主な施設の構成

• 式場
  30席〜50席（立食形式や座席数は利用形態により変動）

• お清め所
  立食30名または20席

• 親族控室
  あり

• 安置室
  24時間受け入れ可能

式場の広さは中規模に適しており、少人数から比較的多めの参列者まで対応可能です。
お清めスペースもあるため、告別後の会食もスムーズに行えます。

対応している宗教・宗派と式場の使い方

旭斎場は宗派不問で利用できる斎場です。
仏式、神式、キリスト教式、無宗教など、さまざまなスタイルの葬儀に対応可能です。

祭壇の配置や進行なども、葬儀社の指導のもと柔軟に設定できます。
また、儀礼的な進行にこだわらないお別れ式など、自由度の高い利用ができるのも特徴です。

式場の利用は1日1組の貸切制となっており、他家と同時になることはありません。
参列者と家族がゆっくりと過ごせる環境が整っています。

駐車場や周辺環境

駐車スペースはおおよそ10〜15台まで対応しています。
車でのアクセスが多い場合は、斎場近辺のコインパーキングの利用も検討されます。

周辺は住宅や自然に囲まれた静かなエリアで、程ヶ谷カントリークラブにも近接しています。
喧騒を感じにくく、落ち着いた空気の中で葬送の儀を執り行えるのが魅力です。

また、火葬場は併設されていないため、葬儀後には近隣の公営火葬場への移動が必要です。

旭斎場の利用に適したケース

旭斎場は、以下のようなニーズを持つご家族に適しています。

• 家族葬や一日葬など、小〜中規模で行いたい場合

• 宗教や宗派にとらわれず自由な形式を希望する場合

• 周囲に気兼ねせず、落ち着いた空間で見送りたい場合

• 横浜市旭区近郊で利便性の高い斎場を探している場合

一日一組の貸切制により、他の参列者と重なることがないため、プライベートな雰囲気を大切にしたい方に向いています。

旭斎場の葬儀プラン

旭斎場では、少人数で行う直葬から一般的な葬儀形式まで、家族の希望に合わせた複数のプランが用意されています。
宗教や形式にとらわれず柔軟に進行でき、事前に相談すれば費用を抑えた提案を受けられるのも大きな特徴です。

火葬式（直葬）の特徴

火葬式（直葬）は、通夜や告別式を行わず、火葬のみでお別れをするプランです。
式典を省くことで費用や時間の負担を大きく減らせることから、近年選ぶ方が増えています。

主な特徴は次の通りです。

• 通夜や告別式なしで火葬のみを実施

• 病院からの搬送・安置・火葬まで一貫して対応

• 参列者は1〜10名程度の少人数

• 宗教儀式や祭壇の準備が不要なケースも多い

遺族の事情やご本人の生前の希望によって、「静かに見送りたい」という想いに応えられる形式です。

一日葬の流れ

一日葬は、通夜を行わず告別式と火葬を1日で済ませるプランです。
忙しい現代社会において時間を効率的に使える点で、注目が高まっています。

流れとしては以下のようになります。

• 安置〜納棺までを前日に準備

• 告別式を午前中に実施

• そのまま火葬場へ出棺・火葬

参列者の負担が軽く、準備もコンパクトで済むことから、家族中心で静かにお別れしたい方に向いています。
費用も一般葬より抑えられますが、告別式を行うことでけじめを持ってお見送りできます。

家族葬の内容

家族葬は、近親者や親しい友人のみで行う2日間の葬儀プランです。
通夜・告別式・火葬までをきちんと行いながらも、規模を抑えることで落ち着いた雰囲気を保てます。

選ばれる背景には以下のような理由があります。

• 故人の希望で身内だけの見送りを希望していた

• 高齢で知人が少ないため、大規模な葬儀が不要

• お別れの時間を静かにゆっくり過ごしたい

一般的な祭壇、遺影写真、位牌などを準備しながら、必要最低限の要素で構成されます。
旭斎場の貸切環境とも相性が良く、よく選ばれている形式です。

一般葬の進行と参列人数の目安

一般葬は、故人のご友人、職場関係者、近所の方々なども含めて広く参列を受ける正式な葬儀形式です。
通夜・告別式・火葬を2日間かけて行い、弔問者との対応や返礼品の準備も必要となります。

進行の一般的な流れは次の通りです。

• 1日目
  通夜式・通夜振る舞い

• 2日目
  告別式・出棺・火葬・精進落とし

参列人数は30名以上になることが多く、旭斎場の式場規模（30〜50席）とも適しています。
丁寧な儀礼を重んじたい場合や、社会的な関係の広い方に選ばれやすいプランです。

旭斎場の近くの火葬場

旭斎場には火葬施設が併設されていないため、葬儀の後は近隣の公営火葬場へ移動する必要があります。
火葬場を選ぶ際には、距離や設備の充実度、高齢者や子ども連れへの配慮も重要なポイントです。

横浜市北部斎場

横浜市緑区にある北部斎場は、旭斎場から車で約11分ほどの距離にある最寄りの火葬場です。
市が運営する公営施設で、火葬炉を16基備えた大型斎場です。

アクセスと所要時間

• 所在地
  横浜市緑区長津田町5125-1

• 旭斎場からの距離
  約4.5km

• 車での所要時間
  約11分

• 主なルート
  野境道路から八王子街道・環状4号線経由

地理的な近さだけでなく、ルートもシンプルで、斎場からの移動がスムーズです。

施設の特徴とバリアフリー設備

北部斎場は、バリアフリー設計が徹底されています。

• 車椅子の貸し出し

• 多機能トイレの設置

• エレベーターとエスカレーター完備

• 授乳室あり

火葬中の待ち時間には、親族控室（40人用・20人用）を一室利用できるので、落ち着いた環境で過ごすことが可能です。
待合室では軽食を購入できる売店も併設されています。

火葬料金の目安と利用対象

• 横浜市民
  利用料金は市民価格で設定されており、経済的な選択肢になります

• 市外の方
  料金が割高になりますが、利用は可能です

利用できるのは原則として横浜市に住民票がある方ですが、空き状況によっては市外の方も利用できます。

大和斎場

大和斎場は大和市が中心となって運営する火葬場で、旭斎場からの所要時間はおよそ22分です。
火葬だけでなく、通夜や告別式まで一か所で実施できる一体型施設です。

利用できる地域と火葬までの流れ

• 所在地
  大和市西鶴間8丁目10-8

• 対象地域
  大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の4市に住民票のある方（優遇あり）

• 旭斎場からの距離
  約8.9km

• 車での所要時間
  約22分

• ルート
  八王子街道から国道246号経由

組織市内に住んでいる方は、火葬料金が抑えられた価格で利用できます。
市外の方でも利用可能ですが、料金体系が異なります。

親族控室や待合室の使い方

• 控室は洋室タイプで、火葬中にゆっくり休憩可能

• ロビーも広く、椅子席での待機ができる

• 売店も併設されており、軽食や香典袋などの購入が可能

バリアフリーにも配慮されており、スロープや車椅子対応のトイレも完備されています。

横浜市戸塚斎場

横浜市戸塚区にある戸塚斎場も、公営火葬場として横浜市民に利用されています。
旭斎場からはやや距離がありますが、市内料金で利用できる点が魅力です。

バリアフリー対応と施設の詳細

• 所在地
  横浜市戸塚区鳥が丘10-5

• 旭斎場からの距離
  約17.2km

• 所要時間
  約22分（有料道路利用）

• ルート
  保土ヶ谷バイパスと国道1号経由

施設の設備も充実しています。

• 親族控室は6畳と3畳の2部屋をセットで利用

• 休憩室は40人用が5室、20人用が3室

• 全館バリアフリー構造

• 車椅子対応トイレあり

参列者に高齢者や子どもが多い場合でも、安心して利用できる設計です。

利用料金の目安と注意点

戸塚斎場の火葬料金も、横浜市内の住民であれば市民価格で利用できます。
ただし、控室の一部は別料金となるため、予約時に内容をよく確認することが大切です。

旭斎場の利用方法

旭斎場をスムーズに利用するためには、事前に情報を確認しておくことが重要です。
また、万が一ご家族が病院などで亡くなられた場合は、慌てずに手順を踏んで連絡を行う必要があります。

事前に旭斎場に相談する場合

生前から葬儀について考えておきたい方や、ご家族で準備しておきたい方は、旭斎場の利用について事前に相談することが可能です。
事前相談を行うことで、希望に沿った葬儀プランを明確にでき、費用や流れについても把握しやすくなります。

事前相談のメリット

• 斎場の空き状況を確認できる

• 葬儀の形式や予算に合わせたプランを比較できる

• 必要な手続きや持ち物を事前に把握できる

• 家族間で葬儀についての方針を共有できる

実際に斎場の見学をしたり、葬儀社スタッフから説明を受けたりすることで、不安を解消しながら備えられます。

病院で家族が亡くなった後に連絡する場合

ご家族が病院や施設で亡くなられた際には、落ち着いて斎場に連絡を取ることが必要です。
旭斎場は24時間受け入れ可能な安置室を備えているため、深夜や早朝でも対応可能です。

旭斎場に電話する際のポイント

連絡する前に、以下の情報を手元にまとめておくと、スムーズに案内を受けられます。

• 故人の名前

• 亡くなられた場所（病院名や施設名）

• 迎えに来てほしい住所

• 連絡者の氏名と電話番号

• 宗教・宗派の有無や希望

• 葬儀を希望する日程の目安

連絡後、寝台車が手配され、旭斎場の安置室へと搬送されます。
その後、打ち合わせにより葬儀の詳細が決定していきます。